有機JASとは?
最近はオーガニック食品やオーガニックコットンの洋服など、オーガニックのものを手に入れやすい環境になっています。オーガニック商品を手に取ったときに目にするのが下のようなマーク。これは有機JASという認証を得た印です。
JASとは日本の農林水産製品について全国的に統一して定められた規格で、成分や性能などの規格を満たした商品にJASマークを付けることができます。有機JASマークは大雑把にいうとそのオーガニック版。その商品はオーガニックの仕組みで作られたものですよ、というのを第三者が審査・認証するものです。農薬が検出されないか、商品そのものを分析するのではありません。その代わり畑やその周辺で農薬が使用されていないか?その畑で最後に農薬を使用したのはいつか?どのような方法で畑の管理や食品加工を行っているか?といったことを調べられます。
チェック(審査)に合格した商品には有機JASマークを付けることができます。これによって消費者は安心して有機食品を購入することができるということです。にのらく茶園も開園当初から有機JAS認証を取得しています。
チェックは最初だけでなく毎年行われます。畑や工房を実際に見て問題点が無いか、必要な記録がきちんと作成されているか等を審査員の方がチェックされます。有機JAS認証を得るには計画書を提出するのですが、後日に計画書に書かなかったことをする場合は事前に届け出て、承認を得てからでないと行うことができません。(有機に関することについて)
有機JASは農家にとっては大変な部分もありますが、その分消費者のみなさんの安心につながっているのではと思います。