茶品種“べにふうき”で作る国産有機紅茶・緑茶の専門茶園です。
べにふうきを定植、栽培して(1次)、紅茶や緑茶に加工し(2次)イベントなどでの直接販売する(3次)ことで6次産業化しています。
定年後の第二の人生をどのように生きていくか、その頃の私の最大の課題でした。
体力的な事、金銭的な事も配慮に入れ、おぼろげながらのイメージは、美味しく安全な物を子供や孫だけでなく多くの人に、と言う事でした。
そんな試行錯誤の毎日の中、偶然出会ったのが”べにふうき”です。
まず日本で紅茶を作れると言う事に驚き、その美味しさにまたまた驚きました。
今も昔も香りはダージリン種、味はアッサム種と言われていますが、その両方を兼ね備えているのが”べにふうき”です。
調べてみると、国産紅茶は戦前から1970年頃まで、鹿児島県や愛媛県でも作られており、輸出もしていたそうですが、インドやスリランカの紅茶に品質や価格競争で敗れて衰退していきました。
その後1993年に、ダージリンの香りとアッサムの旨味・水色を持つ”べにふうき”が、紅茶適正品種として登録されましてが、国産紅茶として作る人がいなかったとの事。
その瞬間、天命のように茶工房 二の楽が誕生しました。
愛媛県内子町で”べにふうき”を定植し、農薬や化学肥料を一切使わず、刈り取った草や落ち葉などで、微生物を分解した肥料成分を作り、往時の紅茶の加工技術や古い機械を使い、将来の地球環境に配慮し、自然や人にやさしい紅茶・緑茶作りに頑張っています。

略歴
年月日 | 内容 |
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2002年10月20日 | 休耕畑を開墾し、定植の準備をする。 |
2003年03月21日 | 茶品種“べにふうき”を愛媛県内子町論田に定植する。 |
2005年05月05日 | 加工場を建設する。 |
2005年09月15日 | 萎凋、醗酵の機械は新しく、揉捻、ドラム乾燥は紅茶ように修正して各機械を作る。 |
2006年05月20日 | 紅茶“妖精の火香”の茶加工をスタートする。 |
2006年09月30日 | 有機JAS認証取得し現在に至る。 |
2006年11月30日 | 手づくり市などのイベントで“妖精の火香”の販売開始。 |
2007年10月20日 | 緑茶“葉月の素”の茶加工をスタートする。 |
2008年02月末日 | 緑茶“葉月の素”のイベントでの販売開始。 |
2009年12月初旬 | この年から環境展示会“エコプロクツ”に出店し現在に至る。 |
2011年06月初旬 | カフェ,レストランへの卸を始める。 |
2014年05月20日 | 紅茶の手摘み体験を始める。 |
〒567-0831 大阪府茨木市鮎川3丁目15−19
電話・FAX 072−634-5569
メールアドレス info@ninoraku.com
茶園・加工場 所在地 愛媛県喜多郡内子町論田