にのらく茶園は日本でも珍しい(日本唯一かも?)茶品種「べにふうき(紅富貴)」だけを栽培・製茶する専門茶園です。紅茶といえばインドやスリランカ等海外生産のものが圧倒的に多いですが、日本でも美味しい紅茶を作っていこうという思いで開発されたのがべにふうき。しかもオーガニック栽培に適しているので、安心して楽しめる美味しい紅茶をお届けできるべにふうきにこだわったお茶づくりを続けています。
お茶は毎日のように飲む、生活に密着したもの。またべにふうき緑茶は小さなお子さんにもご愛用いただいていることもあり、安心してお楽しみいただけるようオーガニックのお茶づくりにこだわっています。開園以来20年にわたり有機栽培を続けており、自分たちのやっていることが間違っていないことを第三者の目で確かめていただくため、有機JASというオーガニックの認証も取得しています。栽培段階はもとより、製茶の段階でも添加物も一切使用していません。オーガニックは私たちが農業に携わる理由でもあり、これからも続けていきたいと思っています。
にのらく茶園は6次産業化に取り組んでいます。べにふうきを定植・栽培(1次産業)し、育った茶葉を紅茶や緑茶に加工(2次産業)し、自ら販売(3次産業)することで6次産業化に取り組んでいます。その背景には減少の一途をたどる日本の茶農家の現状があります。農林水産省の統計によると、平成12年から27年までの15年間で茶農家の数は53,687から20,144に減少しています。およそ3人に2人が茶農家を辞めていることになります。十分な収入が得られないことが主な理由ですが、その対策として期待されているのが6次産業化。農家自らが加工品を作り、販売も行うことによって買い手はより安心して購入でき、売り手である農家の収入も安定していきます。これからもマルシェや百貨店催事等で、お客様と直接お話しながら商品をお届けすることを大切にしたいと思います。6次産業化に関するお話はこちら
先代の安岡さんが「美味しく安全なお茶を多くの人に」との思いで茶工房二の楽を始めたのが2002年。そこから18年の間、愛媛県内子町の山間で有機茶づくりに取り組まれていました。その頃私は会社員生活をしながら、「アースデイ神戸」という環境イベントの運営に携わっていました。安岡さんがアースデイ神戸に出店されたのをきっかけに2人は知り合い、以降は美味しいお茶をいただきながら安岡さんの有機農業を応援していました。それから10年以上の年月が経ち、2020年4月に安岡さんから跡継ぎのお話をいただき、お受けすることとなりました。これからも安岡さんから受け継いだものを大切にしながら、皆さまに愛される国産有機茶づくりに取り組んでいきたいと思います。
2002年10月 先代の安岡拡が茶工房二の楽を開業
2003年03月 愛媛県内子町の休耕畑を開墾し、茶品種“べにふうき”を定植
2005年05月 内子町にべにふうき茶専用の工房を開く
2006年05月 国産有機べにふうき紅茶“妖精の火香”の製茶を開始
2006年09月 有機JAS認証を取得
2007年10月 国産有機べにふうき緑茶“葉月の素”の製茶を開始
2012年05月 アースデイ神戸2012にて安岡さんと東晃佑が出会う
2021年02月 東晃佑が事業承継し、屋号をにのらく茶園と改める
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