べにふうき緑茶を見かけたとき、必ずといっていいほど目にする「メチル化カテキン」。最近は「ガレート型カテキン」と呼ばれることもありますが、どんな成分なんでしょうか?
カテキンといえばお茶に含まれる成分として有名ですが、その中でもメチル化カテキンはお茶の品種によって含有量が大きく変わります。日本の緑茶の代表的品種であるやぶきたにはほとんど含まれていない成分で、特に含有量の多い品種といわれるのがべにふうき。中でもべにふうき緑茶に多く含まれる成分です。べにふうきは紅茶向け品種にも関わらず、メチル化カテキンのおかげで緑茶の方が有名になったほど注目されています。(紅茶も緑茶も同じ葉から生まれます。詳細はこちら)
メチル化カテキンとは、カテキン類の一部にメチル基がくっついたのもの。ヒスタミンの放出を抑制することから、花粉症などのアレルギー症状でお悩みの方に特に注目されています。年間を通じて飲まれる方も多いですが、特に12〜3月にべにふうき緑茶のご注文が増えています。
メチル化カテキンをたくさん摂りたい方は煮出しで作るのがオススメです。小鍋やヤカンで10分ほどぐつぐつ煮出すことにより、急須で5分蒸らすのと比べて抽出量が約2倍になるといわれています。また煮出しだと少ない茶葉でたくさんのお茶が作れるので経済的。にのらく茶園のべにふうき緑茶「葉月の素」の場合、茶葉5gで1,500ccのお茶が作れます。
でも煮出したお茶なんてエグくて飲めない、と心配になる方もいらっしゃるかと思います。そんな方にぜひ「葉月の素」を煮出していただければと思います。エグ味のないすっきりとした味わいに驚かれるでしょう。冷やすとよりスッキリ飲みやすくなります。化学肥料を使用した一般のお茶は煮出すとエグ味が出て飲みにくい傾向がありますが、オーガニックで作った葉月の素は煮出してもエグ味が少ないのが特徴です。
紀元前には薬として扱われていた緑茶。昔も今も私たちの健康を支えてくれています。
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